鴨川ランデヴー

作詞作曲:やまだゆりこ

散らばったビー玉みたいな夏の涙

足元から見上げる風鈴の内側

越しに透けて見えるのは

厚ぼったいままに浮かんだ入道雲

 

夏の終わりに祇園の街を抜けて

鴨川の水面に映る滲んだ夕焼けに

君の姿を映した

…想ってるの?

まだ好きかも

 

あなたにとってわたしは何色?

何色に見えますか

色なんてない、本当は

あるのは

あなたに染まったわたしだけ

 

遊歩道の夕焼け

すぐに消えちゃう虹色

変わってく街並みに

置いていかれたなら

 

わかる気がして

あなたの優しさに

変わらないまま残ってる

眼差しも夢を見て

真っ直ぐな瞳をして

いてほしい

まだ好きなの

 

私にとってあなたは何色?

何色に見えたんだろう

いつまでもわからない

だってそんなの

何色でもよかったの

 

あなたにとってわたしは何色?

何色に見えますか

色なんてない本当は

あるのは

あなたに染まったわたしだけ